スタッフに聞く! – アンカンファレンス班編

スタッフはこんなことをしている!

こんにちは。
更新班のチェバラ(@gappacker)です。

WordCamp Tokyo 2014の開催まで1ヶ月切りましたねー。
わかっているとは思いますが、10/11(土)大田区産業プラザPIOでの開催ですよ。
ちゃんとスケジュール開けておいてくださいね。

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さて、突如始まった『スタッフに聞こうシリーズ』。
前回は印刷班のやっている内容に迫ってみましたが、今回はアンカンファレンス班に突撃します。

アンカンファレンス?
僕も最初は何のことだかサッパリわかりませんでした。
なんかエリートっぽい響きですよね?

アンカンファレンス班は小林加奈子さんと、本間勲さんのダブルリーダー制とのことですが、今回はリーダーの1人である小林加奈子さん(@mustacheyork)に質問してみました。

Q. アンカンファレンスって何ですか?

アンカンファレンスは、一方的に講演者の話を聞く形態とは異なり、参加者自身がテーマを出し合ってそのテーマについて自分たちで議論する、参加者全員で作り上げるカンファレンスです。ただ、限られた時間になるので、WordCamp Tokyo 2014では、自由な雰囲気の中で活発に情報交換ができるようワールドカフェ形式を採用している部屋もあり、アンカンファレンスとワールドカフェが融合したコンテンツになります。

二つの形式は、下記の違いがありますが、部屋の特性によってそれぞれの方式を採用しています。

アンカンファレンス:
参加者が出しあったテーマを元にフラットに話し合う
ワールド・カフェ:
設定したテーマに沿って参加者同士がフラットに話し合う

WordCampのアンカンファレンスは、当日集まった参加者が自らテーマを決めてグループに分かれ、ぶっつけ本番で議論するドキドキのセッションがあったり、集中して情報交換ができるようなコンテンツもあり、誰も想像がつかないやり取りが展開されるため、WordCamp中でも人気が高いコンテンツです。

Q. アンカンファレンス班ではどんなことをしてるんですか?

アンカンファレンス班では、当日、参加者の方々が自由に、そしてダイレクトにコミュニケーションができるようにコンテンツを企画し運営を行う班です。

各部屋で、どうすれば参加者の皆さまに有用な情報を持ち帰ってもらえるか、初めて会う人たちの中でも、どうすれば和やかにコミュニケーションをとってもらえるか、議論を行い準備を行っています。

Q. 何人くらいで、どのように作業を分担したんですか?

コアメンバーは、12人です。
また、MTGには毎回委員長も出席していただき、たくさんのアドバイスを頂きました。
当日参加できないにも関わらず、多忙な中、多くの時間を頂いて、準備してくださったスタッフの皆さま、当日怒濤の中でたくさんのことをお願いしてしまうスタッフの皆さまに、心から感謝しています。

まずは、7月に数回ブレーンストーミングを行い各部屋の概案を出しました。
皆で検討して、アンカンファレンスは、5つの部屋と、メイン会場で配置される2つの畳スペースで行われるセッション連動型のコンテンツを企画しました。

5つの部屋は、こんな内容になります。

  • 仲間を作ろうの部屋
  • 勉強の仕方を教えあう部屋
  • どうやってるの部屋
  • おすすめ部屋
  • リアルフォーラム部屋

セッション連動型とは、セッション登壇者の方々に直接質問をしたり、アンカンファレンスを行うコンテンツです。

それから、メンバーに、担当したい部屋に手を挙げてもらって、その部屋のリーダーになってもらうことで作業を分担し、8月に入ってからは、各部屋のリーダーが主体となって、毎週ハングアウトMTGを1時間ずつ行い、各部屋の企画を検討しました。

東京だけでなく、静岡、千葉、埼玉からハングアウトに参加してもらって、距離的には離れているのに一緒にモノ作りをしている感覚はとても新鮮で楽しかったです。

Q. 注意した点や苦労した点は?

参加者の方々に、どうすればWordCamp Tokyo 2014に参加して良かったと思ってもらえるか、または、有益な情報を持ち帰ってもらえるかを、まずMTGの最初に全員でイメージしてからコンテンツの検討に入りました。

東京の特色は、多様な職種や幅広い背景を持つ参加者だと思います。

そこで、WordPressに出会って間もない方から、コアファイルの開発に携わる方まで、そして、色んな職種の方に、どんな企画であれば楽しんでもらえるかアイデア出しが楽しかったですが、苦労した点でした。

しかし、昨年のアンカンファレンスの担当だった心強いメンバーも数名いたので、どんな点で苦労したのか、今年改善できるポイントをたくさん共有してもらい、WordCampに初めて参加する方から、常連の方まで面白いと思ってもらえる内容を皆で検討しました。

去年までの有益な情報をくださったのは、昨年のアンカンファレンスリーダーの「うぇぶるじょん」こと相原さん(@Webourgeon_com)、静岡の「たぬきさん」こと遠藤さん(@AistearMebius0)、お菓子が大好きな「とりこさん」こと鳥山さん(@sysbird)です。本当に、ありがとうございます!

Q. 今回のアンカンファレンスでの見所やポイントなどについて教えて下さい。

各部屋のモデレータの方々は、WordPressを勉強し始めた方から、経験豊富なプロフェッショナルまで、背景が多様な方達です。

参加者の皆さまが困っている事、どうしてよいのか模索している事に、必ずや、共感して糸口を見いだしてくれる事請け合いです!

また、メイン開場の2つの畳スペースでは、セッション後に登壇者の方々と直接アンカンファレンスを行っていただき、質問や議論を楽しんでいただければと思います。

Q. 読んでいる方に一言!

当日、アンカンファレンス班のスタッフとして参加してみませんか!?
WordCamp Tokyoは、参加される皆さま、登壇者、スタッフも本当に多様性に富んでいて、新しい発見に満ちているイベントだと思います。
モデレータの方々のお陰で、魅力的なアンカンファレンスになると思います。
当日は、スタッフとして参加して、ワクワク感や新しい交流を楽しんでみませんか。
まだまだ、アンカンファレンス班では当日スタッフを募集しています。
スタッフは、本当に変わった(否、楽しい!)人たちばかりです。
一緒に作り上げる嬉しさを、一緒に楽しみましょう!

Q. 最後にWordCamp Tokyo に向けての意気込みをどうぞ。

9月19日(金)には、WordCamp Tokyo 2014プレイベントとして、アンカンファレンス企画のWordBench Tokyoも開催されます。
残り数枠になっていますので、お急ぎください。
WordBench Tokyo

登壇者、スタッフ全員で、参加者の方々とWordCampを味わい尽くしたいと思っています。
当日、皆さまに会える事を、心から楽しみにしています!

WordCampの中身を充実させるアンカンファレンス班

小林加奈子さんの真面目な性格が垣間見える解答でしたね。
アンカンファレンス班、響きもかっこいいですが、内容も楽しみです。

印刷班もそうでしたが、去年のスタッフが今年のスタッフをサポートしたりする流れも、WordCampを支えてる一つの大事な要素なのかもしれませんね。

WordCampは当日のボランティアスタッフも募集しています。
もし興味があれば一緒にイベントを盛り上げませんか?

WordCamp Tokyo 2014まであと24日!